WordCamp Japan 2021 では、日本語でのダイバーシティー (多様性) スピーカートレーニングを行いました。
ダイバーシティスピーカートレーニングというのは、WordPress のイベントで多様性のあるスピーカーを増やすためのワークショップです。
WordCamp Japan 2021 のコントリビューターデイズではダイバーシティスピーカートレーニングをおこなうトレーナーになろうという時間もありますので、興味のある方はぜひご参加ください。
スピーカーをするって特別な人がすることだと思っていませんか?自分には話せることはないと思っていませんか?その思い込みを払拭して、一緒に克服していきましょう。
WordCamp Japan 2021 では3月15日、3月20日の2日間でトレーニングを開催しました。
参加された方の中からは WordCamp Japan 2021 のスピーカー公募に申し込みをしてくださった方もいらっしゃって、スピーカーとして登壇します。
振り返り
概要
開催日:3月15日、3月20日
所要時間:3時間半
参加者:16名の申し込み
ファシリテーター:Junko Nukaga , Shusei Toda
サポート:Aoi Majima , Masanao Ishii , Naoko Takano
使ったツール
Zoom と Miro を使ってトレーニングを行いました。
進行に合わせて Miro で付箋を貼り、ブレインストーミング→トピックを絞り込む→トピックを選ぶ、と進んでいきます。
最終的にはトピックを決め、発表の概要を決め、タイトルを概要を書くところまでをトレーニング中に行いました。また発表時のコツなども共有しました。
参加者からのフィードバック
トレーニングが終わった後、メールでトレーニング自体へのフィードバックをお願いしました。
一部抜粋してご紹介します。
フィードバック
- 自分自身をみつめる、といった作用をもつプロセスだということに気づかされた
- おもしろい貴重な体験だった
- 最初にメンバーが自己紹介しましたが、もういちどくらい、メンバー同士の交流が欲しかった
- それぞれの「企画」について、一言ずつでも各人の感想を聞くのはどうか
- 一緒に受けていた皆さんも発信者になる事に対して不安を感じていること、自分でも発表できるものを持っていることを知ることができた
- 自分を変えたいと思って参加した
- 自分にも話せる話題があることがわかった
- 経験値が浅かったので、こんな私が参加して良いのだろうかと不安になったが、温かく見守っていて頂けたので最後までできた
参加者ブログ
トレーニング参加者さんが書いてくださったブログです。
開催者としての感想
日本で2回目のダイバーシティスピーカートレーニング。
受けられた方からは好評で、またトレーニング受けた方が実際にスピーカーとして登壇していただくことになりました。
今回は時間を平日夜、休日昼の2回で設定したのですが、それぞれその時間じゃないと入りにくいという方がいらっしゃって、特に平日夜は小さなお子さんがいらっしゃる方も参加していただけて良かったです。
ダイバーシティスピーカートレーニングは「過小評価されている人々 (英語:Underrepresented group) 」にもスピーカーになってもらえるようにという取り組みです。
登壇しない人の能力が低いわけではなく、チャンスがない、もしくはチャンスを与えられる機会が不当に奪われている、それを是正する手助けをするというものです。
WordPress コミュニティ、WordPress の利用者は多様であり、それを反映した話す人が増えると、コミュニティはより豊かに活発になるということを改めて感じました。
コントリビューターデイズ
WordCamp Japan 2021 のコントリビューターデイズでは6月23日にダイバーシティスピーカートレーニングをおこなうトレーナーになろうというコントリビュートもあります。
WordPress コミュニティで多様なスピーカーを育てる場を作り、ワークショップをおこえるようになりませんか?
コントリビューターデイでは実際のトレーニングのスライドと文章を見ながらトレーニングの進め方を見ていきます。
朝の10時からの開催なので、お昼もご飯を一緒に食べたりしてリラックスして進められたらと思っています。
ぜひ興味のある方はご参加ください!